13日目 4月15日(金) 終日航海日 日出5:53 日没17:59
航海情報天候気温正午位置風向風速船の揺れジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
曇り29.5℃11-40S 091-07E南南東12m/s大ピッチング 14周--6km176周82km
船内情報講演等イベントメインショードレスコード食事情報ランチ(6F)ランチ(11F)ディナー
--ベッティーン・クレメンコンサートカジュアル素麺洋食イタリアン
8時前に起床し、この時間ならと和朝食を食べに5Fのメインダイニングに下りて行きました。ここは海面に近く、うねっている様子を間近に見ることが出来ます。

前の晩に時刻改正があったので「8時前に起き」ても「9時頃までに寝ていた」感じです。和食は種類が多くて贅沢です。
小鉢 鎌倉卸し
サラダ シーザードレッシング
煮物 大根 人参 薩摩揚げ煎り煮
焼物 ふぐ開き干し火取り
汁物 榎茸、豆腐の味噌汁
湯葉粥 香の物 焼き海苔 小粒納豆 温泉玉子
【画像はクリックで拡大】
9時台にハイディが掃除に入ったため、PCを持ってビスタラウンジに避難しました。日本タイプのコンセントがあったのでコードを挿していたのですが、電源は来ていなかったようです。ヨーロッパの大陸タイプの方はアクティブだったのだろうと思いますが、プラグのアダプターを持っていないので使えませんでした。
雲は所々にありますが、昨日とは異なり太陽の日差しがあり海が真っ青です。
昨日に引き続き、今日も10時から阿波踊りの練習がありました。右手と右足、左手と左足が同時に出るところがポイントです。皆掛け声もうまくなりました。
そして衣装セット(浴衣、帯、腰紐、手ぬぐい)と団扇が支給されました。明日の本番が楽しみです。
ほとんど休む間もなく11時からのダンス教室は「ブルース」でした。クォーター・ターンズとチェック・バックだけなので、とりあえず大丈夫です。

このあと夫だけ食事に行き、私はそれ程空腹を感じていなかったのでスキップしました。
12時半から14時の間「クラブ2100」で先日(4/8)撮影した写真を元に作成されたIDカードと、パスポートのコピーの受け取りがありました。今日は10F、9Fと8Fの奇数キャビンで、明日は8Fの偶数キャビンと7Fの乗船客が対象です。
シンガポールでは降りてから対面審査だったのでパスポート本体を持って上陸しましたが、船上で審査する場合は本体を持ち歩く必要はなく、IDカードとコピーで足りるということなのでしょう。IDカードには「本船の2011年ワールドクルーズの乗船客であることを証する」と書いてありました。
今日はブリッジ教室が開催されないため、13時過ぎからジョギングにしました。うねりによって船は揺れていますが、走れない程ではありませんでした。
14周ほど走ってから13Fのジムに移動し、今度は筋トレをやりました。
そして大浴場(正式にはグランド・スパという名前)で汗を流す、というのがスポーツメニューです。部屋に戻る際プールを見るとうねりを受けて水がザバーッとかき回され、一部周囲に飛び散っていました。

いつもは9時からなので行けなかった太極拳教室が、今日は15時からということで初めて行ってみました。ゆっくりの動きなので簡単そうに見えるのですが、奥深いものでした。

16時からのダンス教室は「ワルツ」でした。前回と同じところまでだったので良かったのですが、「新しいことが出てこなかったのでホっとする」のは後ろ向きで困ります。
終わってお腹が空いたので11F「パーム・コート」に行ってみたら、16時半から「初乗船者パーティー」中でした。私達は二度目の乗船だったので遠慮していたのですが、中から「どうぞどうぞ」とクルーに手招きされました。「飛鳥U」の世界一周クルーズは、クルーズも本船も初めてという人が多いそうです。

「パーム・コート」では空腹が満たされなかったため、プールの向こうの「リド・グリル」に移動してざる蕎麦とハンバーガーを夫とシェアしました。

右舷前方に見事な夕日が沈む所だったので、ひょっとしたらグリーンフラッシュが見えるかもしれない、と見守ることにしました。

今日付の船内紙に載っていたのですが、グリーンフラッシュとは太陽が水平線に沈んだ瞬間、太陽の上端が一瞬だけグリーンに見える現象です。湿気が多く、水平線が晴れて雲がない時に出やすいのだそうです。


夫は「見えた」と言いましたが、私は撮影しながらだった(しかもカメラの焦点を合わせ辛い)のと、遠くが良く見えないこともあり、見えたような気もするし、見えなかったかもしれません。

太陽が沈んで暗くなり始めると、東の空にいる月が輝き始めました。
グリーンフラッシュはともかく、水平線に沈む綺麗な太陽を見られて良かったです。日没時刻は17時59分で、1回目の食事中でした。

フネの揺れはパワーを増し、プールの水が暴れてチーク材をすっかり洗っていました。

部屋は太陽が沈んだ方と逆なので、暗いのですが幻想的でもあります。

19時からはベッティーン・クレメンさんのフルートによるコンサートに行きました。彼女はダンス教室に来たり大浴場にいたりとかなり積極的に動き回っていました。何回か話したのですが、東日本大震災について日本語でお悔やみを言う予定だ、との言葉通り挨拶がありました。
本日のディナーはイタリアンです。

Appetizer

前菜盛り合わせ
 ナスとアワビのタンバル仕立て
 白魚のマリネ
 モッツァレラのクロスティーニ
イタリアンだけあって、パン類にはグリッシーニ(細長いクラッカーのようなパン)もありました。
Soup or Pasta

ミネストローネスープ★

パスタ カサレッチェ 森の木の子クリームソース
From the Sea

手長海老と帆立貝の香味焼き
Main Course

フィレンツェ風ステーキ★

この他オッソブーコ(骨付き仔牛すね肉の煮込み)や真鯛のポワレが選択可能でした。
Dessert

パンナコッタとオレンジシャーベット

美味しかったのですが、残念ながらやはり全体的にボリューム不足感があります。
戻るとバルコニーから星が綺麗でした。カメラに写して記録出来ないのが残念です。
食事中意気投合した人達と、21時過ぎにダンス会場の「クラブ2100」に乗り込みました。雰囲気は相変わらずですが、気にせずブルース他、陸で習ったワルツの技「ウィーブ」をやってみたところ、今回船上で習っている技とごっちゃになってしまい、夫は大混乱してしまいました。時期尚早でした。

食事を終わって2時間も経っていないのに早くも空腹を覚え、「ザ・ビストロ」でケーキと今川焼きを食べることにしました。ここではコントラクト・ブリッジ教室の顔見知りのご夫妻(ただし奥様は既に脱落)と、ブリッジのわからなさについて慰めあいました。

ついでに11F「パーム・コート」をチェックすると、今晩は「ラグーナ・トリオ」が寂し気に演奏をしていました。
シンガポールからポートルイスまでは終日航海日が8日間続く無寄港最長区間なのですが、今日でやっと半分が終わりました。船はシーソーのように大きくピッチングをしています。