79日目 6月20日(月) 終日航海日 日出6:13 日没19:00
航海情報天候気温正午位置風向風速船の揺れジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
28.5℃08-28N 083-52W南4m/s- 18周--8km616周429km
船内情報講演等イベントメインショードレスコード食事情報ランチ(6F)ランチ(11F)ディナー
宝石セミナー
高橋けいと
-飛鳥相撲トーナメントカジュアル韓国風冷麺洋食和食
前日のパナマ運河通航で歩き回ってパワーを使い果たしたのか、8時50分の船長によるブリッジからの放送まで全く気付かずに眠りこけていました。
時間が遅かったので、朝食はリドを諦めて6F「ザ・ビストロ」で軽くシリアルを食べました。

5Fで新聞を読んで、部屋に戻る10時半頃に中央アメリカの陸地が数マイルまで近付いていました。GPSのログデータを解析すると、コスタリカのドゥルセ湾(Golfo Dulce)沖だったようです。

温度計を見たら乾球が26.5度、湿球も26.5度でした。これは湿度が100%であることを意味しますが、雨が降っているので当たり前です。
ダンス教室午前の部は「ジルバ」でした。前回と同じところまでの内容でした。午後のダンゴやワルツと異なり、午前中の教室はそれ程構えることはなくなりました。
新しいことをやらないとわかるとつい気が散って、自分が踊らない時はトモに出て写真を撮影したりします。
船内紙「アスカデイリー」に、メインダイニングの昼食は韓国風冷麺と書いてあったので今日は迷わず突入しました。カルビがあってラッキーでした。

麺物 韓国風冷麺 煮玉子、スイカ、豆もやし、胡瓜、焼豚、白菜キムチ
焼物 骨付きカルビ焼き
(御飯) 香の物 山珍菜

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デザートはアイスクリームでした。
13時過ぎにふと外を見ると雨が止んで薄い青空になっていました。特に予定がなかったので、コントラクトブリッジのまとめ表をアップデートして頭の中を整理しました。

夫は14時からゲストの加藤賢一シェフの中華料理教室に出かけて行きました。蓮根餅の香り焼きとカスタード餡とココナッツ風味大福の作り方で、鍋に油を馴染ませる方法などメモを取るほど熱心に聞いてきたようでした。

私の方は14時15分からのブリッジ教室に参加しました。ビッドの復習で、オープナーのリビッドの「1NT」は意味が沢山あるという内容でした。
16時からのダンス教室は「キューバン・ルンバ」でした。ここまでに一番最初にもらった教本の塊(1)から塊(4)まで進んでいます。残すは(5)ですが今日のところは進みませんでした。
17時からジョギングをしました。晴れて風もなかったので7Fのデッキを18周しました。
ジョギングを終わって部屋に戻り、バルコニーチェックをしていると夫がイルカがジャンプしているのを発見しました。
広い海の一体どこからジャンプして出て来るのかわからないため、いつも撮影には苦労します。

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地味ですがカツオドリも滑空していたので撮影しました。イルカほどではありませんが、やはりコンパクトジカメでの撮影は大変でした。
シャワーを浴びてから18時半頃禁酒ディナーを11Fの「リド・グリル」に食べに行きました。
本日のスープとサラダ

ポテトフライ
ビーフハンバーガー

ミックスピザ
終わってプールサイドに出ると、まだ開始10分前だと言うのに人で一杯、既に満員御礼の札も出ています。今晩はショーのかわりに19時から「飛鳥相撲トーナメント」が開催されるのです。
出場力士8名のトーナメント形式で、日本人力士4名、フィリピン人力士4名とインターナショナルです。乗客は優勝と準優勝の力士を予想します。
プールレベルは既に一杯だったので、私達は12Fから観戦することにします。会場ではラムネが配られました。
ちょうど日没時刻だったので、段々暗くなってきました。トーナメント表はこれから抽選で組み合わせが決まるみたいです。大本命のジョイの富士(横綱)が強そうですが、敢えて外して優勝は力み杉(大関)、準優勝が岡部海(前頭十三枚目)と予想しました。

実況はエンタメの梶原スタッフ、解説は小川盛親方(アシスタント・クルーズディレクター)です。浅井船長と小久江副船長も見物に現れました。

そして8名の力士が和室「遊仙」の近くの入口から入場して来ました。
皆凝った化粧まわしを付けています。私の応援する力み杉(後ろから3番目)は何と肩章を付けて気合が入っています。これはやってくれそうです。

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そして土俵入りです。太平洋上でなかなか本格的な進行です。
力士紹介のあと組み合わせが決まりました。

次に横綱の土俵入りです。四股をふむ時には観客から「よいしょー!」と声がかかりました。
そして取り組みが始まりました。懸賞金も出ているかのような雰囲気です。
式守ボブ助が仕切ります。力み杉、岡部海とも無事1回戦は突破してくれました。
郵船クルーズの懸賞金まで出てきました。そして相撲にはお茶漬け海苔も欠かせません。
アシスタント・ホテルマネージャーの川上審判長が見守る中、準決勝の取組です。
パーサー部屋の田中山(前頭二枚目)と岡部海(前頭十三枚目)の取組は、日本人の若者同士力の入った一戦になりましたが、岡部海が勝ちました。
あとはこちらの取組で、力み杉が勝ってくれれば予想的中に一歩近付きます。相手は横綱で優勝候補のジョイの富士ですが、相撲は日本の国技、年季からもやってくれるのではないでしょうか。
両者睨み合いのあと、揃って綺麗な立会いだったのですが…。
ジョイの富士強し。あっと言う間に土俵から押し出されてしまいました。

決勝戦のジョイの富士と岡部海の相撲も力の入る一戦でした。ジョイの富士の寄りに良く耐えた岡部海だったのですが、最後はジョイの富士のパワーが勝りました。

予想が的中した人には記念品が出たようです。船上でのこの企画は初めてだそうですが、弓取り式まであってなかなか面白く盛り上がりました。

「乗客の織り成す雰囲気(2011年7月17日)」
通常だとこれから夕食ですが、今晩は既に終わっています。たっぷり時間が出来たので、洗濯などをしつつ持参したDVDを鑑賞しました。フネは珍しく20ノットも出ていました。