どの位の量を持って行くのか
3ヶ月のクルーズで、一体どの位の衣装等がいるのか全く想像が付きませんが、赤道付近から北緯71度の北極圏までの準備が必要であることはわかっています。キャビンの収納スペースには限りがあるため、その容積から全体量を把握し、逆算して持って行くことにしました。
何を持って行くのか
3ヶ月の旅行と生活で必要なもの、ということになりますが、ビデオカメラは迷いました。もともと所有したことがないのですが、世界一周という一大イベントでは動画を撮影したい気もします。私自身は通常の写真撮影で忙しいので、夫が担当してくれるのなら持って行きたいと思いましたが、結論的には却下となりました。なお、カメラもこれまでは夫の望遠用（DMC-FZ7／12倍）と私のコンパクトデジカメ（DMC-FX35）を併用していたのですが、夫がほとんど撮影しなくなってしまい、撮影時に2台を持ち換えるのは面倒だったのでコンパクト望遠（DMC-TZ20／20倍）に買い替えました。
PCは当初軽量薄型の旅行用を1台持って行くつもりだったのですが、夫はブログ作成用に、私が日々の記録やデジカメデータのバックアップに使う時間が重なりそうだったので、直前まで悩んだ結果2台持ち込むことにしました。また、データをローカルドライブに保存するのは何となく抵抗あったので、外付けのHDD（300GB）を購入しました。
計算方法
前回飛鳥Uに乗船した時は、大きなスーツケース（100Lぐらい）とキャリーバッグ1つ（60Lぐらい？）の荷物が、備え付けのスペースに余裕で入る感じでした。よってざっくりと200Lぐらいは入るだろうと見積もります。この他に持って行けるのは、ベッド下のスペースに収まるだけの量ということになります。「2011年世界一周クルーズ 船内生活ガイド」によると、ロイヤルスイート以外の客室のベッド下のスペースは1台あたり長さ130cm×幅65cm×高さ28cmと書いてあります。ここに入る大きさの収納ケースをネットで探すことにしました。プラスチック製の収納ケースに荷物を入れて送付する方法もあるのですが、クルーズが終わった後に処分するのが大変そうなので、段ボール製のものを探したところ、ちょうどいい按配のをみつけました。段ボール雑貨 craft というショップの「クローゼット収納ボックス4個組」（4,680円、送料別）です。外寸が奥行き53cm×幅44cm×高さ23cmで、ベッドの下に2個づつ入る計算です。これならベッドの頭の下の部分には荷物を出した後のスーツケースも入りそうです。
収納ボックスは内寸が奥行き51cm×幅42cm×高さ20cmで、その容積は1箱あたり約43Lの4コセットなので43L×4＝172L。これに先ほどの概算200Lを足して372Lが全体の収納容量になります。旅行会社から無料で送られてきた段ボールは容積が75Lだったので、家にあるスーツケースとの組み合わせで結局
- 90Lのスーツケース1つ
- 小型のキャリーバッグ1つ
- 段ボール箱×4（300L）
パッキング作業
全体の容量が決まったらあとは詰めるだけです。ざっくりと
- フォーマル用のタキシード／ドレス／靴
- インフォーマル用の背広、ジャケット／スーツ、ワンピース／靴
- 終日航海日用のカジュアルウェア（Ｔシャツ・短パンの夏物と、長袖・パンツの春秋用）
- 上陸日用のカジュアルウェア（夏物から防寒着まで）
- カジュアルシューズ、サンダル等
- ジョギング用ウェア・シューズ一式（夏物と冬物）
- 水着、サンローション一式
- 市販薬
- 本、CD・DVD類
- 針金ハンガー、ひも付き洗濯バサミ、書類ケース、マグネット・壁掛け式の収納、フック等
これにパソコン（2台）および周辺機器と、直前まで使うものは当日スーツケースに入れて持って行きます。
宅配便の発送
3月29日の指定締め切り日に、無事発送出来ることになりました。前の日に集荷を依頼して、午前中に取りに来てもらいまいした。結局送ったものは、写真の一番奥から@収納ボックス4個組セットA段ボール×4箱D酎ハイ2ケース組の6点で、料金はそれぞれ1,370円＋1,580円×4＋1,160円＝8,850円になりました。酎ハイは海外で手に入らないのと、丁度折り良くアルコール分9%のと12%の濃いやつを期間限定販売していたので、すべり込ませることにしたのでした。発送が終わって、出発までちょっと時間が出来たので気分的にラクになりました。
