GW後の夫のモチベーションを保つため、4月の時点で6月に1つ企画を入れることにしました。週末の土・日に月曜日有給休暇を取って3日間の旅程です。そこで浮上したのが昨年2012年の6月に新造船が就航した新日本海フェリー「すずらん」「すいせん」の苫小牧〜敦賀航路です。

新日本海フェリーは2009年に小樽〜新潟航路を移動の手段として利用しましたが、今回は乗船することが目的です。(写真はGW中の5月3日三菱重工長崎の香焼ドックにいた「すいせん」。乗船中の「コスタ・ビクトリア」から偶然撮影)

早速調べたところこれらの姉妹船は200m超の巨大船で、バルコニー付きのデラックスA、スイートの他に他船にはないジュニア・スイートがありました。料金は41,000円ですが、我々は余裕で「ペア88割引(大人の男女2名の年齢合計が88歳以上であれば30%割引)」を受けられます。グリルでの3食が付いて割引後28,700円であれば、デラックスA(28,500円×70%)に別途ランチ(3,500円)とディナー(4,500円)を付けた27,950円とほとんど変わりません。これしかない!ということで出発の2ヶ月前の予約受付開始日に夫に予約の電話をしてもらい、いつもの左舷をゲット出来ました。スイート、ジュニア・スイートとも2室ずつしかありませんが、夏休みなどを外せば予約は難しくないようです。

苫小牧の出港が23時半と遅いのが難点ですが、この辺りはフェリー乗船関連で既に何度も来ているため、多少の土地勘と距離感覚があります。「飛行機で千歳に飛び、近くのアウトレットで時間を潰し、苫小牧駅周辺で飲み食いをして22時発の苫小牧東港行きのバスに乗る」ことにして16時に千歳に到着するチケットの手配をしました。
羽田の出発は14時半だったのですが、あまりに久しぶりだったため夫の時間感覚が鈍っており、空港に到着したのは14時を過ぎていました。電車の乗り換え駅で待っている最中「これはちょっとマズいかも」と少々焦ったものの、チェックイン後は小走りし、搭乗ゲートには15分前に到達することが出来ました。
北海道へは今回で7回目ですが、今までは横浜から「にっぽん丸(2005)」、上野から「北斗星(2007)」、大阪から「トワイライト・エクスプレス(2009)」名古屋から「きそ(2007)」と「いしかり(2012)」、大洗から「フェリーさんふらわあ(2009)」を利用したため、良く考えたら飛行機で行くのは初めてでした。
モニターに表示されているGPS地図が速く進むのを見るにつけ、改めて列車や船との速度差を実感しました。あっと言う間に津軽海峡を飛び越えました。あす未明にここをフェリーで通る訳です(写真は奥に津軽半島、右に下北半島)。
空港からアウトレット「レラ」には無料のシャトルバスが出ています。それに乗って10分程で現地に到着しました。バスは全員が座れないぐらいに混雑していたものの現地では薄まり、首都圏のアウトレットに比べるとかなり空いています。夫はこのぐらい余裕がないと「人が多過ぎるから場外で待っている」と言い出しかねません。

キャリーバッグをコインロッカーに預け、まずは腹ごしらえとラーメン屋「がんてつ」に入りました。午前中にジョギングしてあるので昼間からビールを飲み、北海道名物「ザンギ(鶏の唐揚げ)」を注文しました。これは絶品でした。

その後のラーメンは札幌と言えばやはり味噌バターコーンだろうということで注文、夫はノーマルな味噌にしていました。機内でもらったガイドブックのクーポンで味付玉子をサービスしてもらいました。

荷物をあまり増やせないものの、私はジーンズを、夫はジャケットなどを購入することができました。が、時間の経つのが早く、あっと言う間に閉店の20時となり追い立てられるように現地を後にしました。
最寄の南千歳駅から苫小牧までの列車にはまだ大分時間があり、どうしようかととりあえず出口の所に行くと、空港行きの終バスが止まっていたのでそれに飛び乗り、夫と二人の貸切状態で再び空港に戻りました。
空港からは苫小牧駅行き20時30分発のバスがちょうどあったので、それで駅まで行く事にしました。しかし苫小牧駅まではイメージよりも遠く、たっぷり45分かかったので到着が21時15分頃となり、駅前で寿司でもつまみながらちょっと一杯、という時間はなさそうです。と言うか駅前は静まりかえって暗く食事が出来そうな雰囲気が全くありません。
なすすべもなくとりあえず駅の中に入り、間もなく閉店してしまいそうなKIOSKとベンチが目に入ったので、慌てて缶ビールとツマミ類を購入し、バッグパッカーよろしくそこで飲むことにしました。買物で大分歩いたため喉も渇いていて、500mlのサッポロCLASSICを一気に飲み干しました。一方夫はビールの気分ではなかったらしく、カップ酒をちびちびやりました。
いいトシをした大人が駅で何をやっているんだ、と思ってしまいます。苫小牧の夜の駅前の閑散とした雰囲気を予想出来なかったことは反省点です。