38日目 1月15日(金) 終日航海日 日出6:51 日没20:58
航海情報天候気温正午位置風向風速ジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
晴れ18.0℃36-11S 073-39W北西5m/s23周--10km595周293km
船内情報講演等イベント他船の揺れプール
-区間乗船者向けパーティー-ノーマル
ダイニングランチ(6F)ランチ(11F) リド夕食ドレスコードディナーギャラクシーラウンジ(18:00 / 20:00)
鰻重洋食湯豆腐セットカジュアル和食平田耕治 バンドネオンコンサート
バルパライソ寄港後、ずっと西向きだった本船の針路が南(南西)に変わったため、東から昇る太陽がまともに部屋に入る感じで急に明るくなり、夫が8時頃起床しました。
その気配と明るさで私の方も起きてしまうことにしました。昨晩は1時過ぎていたのでまだ眠たいし、疲れも取れていない感じです。

8時半過ぎに食事に行くと、いつもより早いせいか知り合いが多く歩きながらずっと挨拶しっぱなしでした。いつも通りトモのオープンデッキに行くと、心地よさそうなので外で食べることにしました。

食事が終わり、中に入って知り合いと立ち話しをしている最中に「左舷にイルカの群れが見えます」と放送があったので、すぐにまた外に飛び出しました。
と、割と大きな群れがピョンピョンと近寄って来るのがすぐわかりました。望遠で見ると綺麗に跳ねているのがよくわかりました。

でも左舷は残念ながら逆光だったので、色彩的にはちょっと地味な作品になってしまいました。

【右の画像はクリックで拡大】

と、今度は「右舷もご覧になれます」と放送があったので回ると、本船から離れて行く後ろ姿がありました。多分、先ほど左舷前方にいた群れが、本船の後ろを横切って右舷後方に回ったのだろうと思います。
後ろ姿でも順光の方がやはりキレイに写っています。この模様は「マイルカ」のようでした。経過時間は10分弱と、トイレに座っていたら見逃してしまうかもしれない短さでした。

【画像はクリックで拡大】
前回の世界一周クルーズでは似たような規模の群れを6デッキで見たのですが、どうせ遠目になるのだから高い所にいた方が視界が広くて良いということがわかりました。また、撮影時には連写機能が必須です。
食後はパームコートで昨日のバルパライソの様子等の書き物をしました。寄港日はアクティビティが増えるので、記録を残すのも一苦労です。
11時ちょっと前、ナマナの一部のメンバーがスタンバっていたのは、この場所で11時から区間乗船者のためのパーティーがあるためです。バルパライソからリオデジャネイロまでの31日間、南極クルーズとリオのカーニバルを含むハイライト区間はDバルコニーで2,951,000円と割高感がありますが、100日間も留守に出来ない場合には選択肢の一つとなります(フルクルーズの早期割引代金は5,950,000円)。
ダンス教室はワルツの次の部分、コーナーチェンジとアウトサイドチェンジになりました。アウトサイドチェンジで女性が踊るコツは、男性がアウトサイドに出やすいように3歩目は横目にお尻から後ろに出る感じだそうです。ふむ、とわかったような、わからないような。
船内紙により今日のランチは鰻重であることが予めわかっていて行く気満々ですが、人気メニューゆえ大混雑になるため時間調整をします。フォトショップに行くと、カメラマンが撮影したバルパライソのアザラシ(オタリア)の写真が飾ってあり、何とその中にあの船首の上で二頭がじゃれている様なものがありました。日没の頃、もう一頭登ったらしいです。これはナマで見たかったと思いましたが食事時なので不可能でした。
頃合いを見計らい、12時半頃食堂に行きました。第一波は去ったようですが、まだまだ混んでいます。10分程待って待望の鰻重です。

重箱 鹿児島県産 鰻重
小鉢 冷奴豆腐
汁物 肝吸い 香の物
デザート 抹茶羊羹

関西風で美味しかったのですが、米パーツが1cmぐらいと薄過ぎで少々物足りませんでした。

午後のブリッジ教室までの間、夫はイースター島寄港時のブログ現行を作成し、私はPCで各種ファイル類の整理作業をしました。我が家の場合PCはやはり2台必要です。
ブリッジ教室はマイナーのレスポンスで、前回からあまり先に進みませんでしたが、プレイでは難しいのがあって悩みました。でも「エースを気にせず構わず突っ走るから基本は同じ」と説明があって、なる程と(当時は)思いました。
との講義中に、左舷遠くに反航する客船が見えたので慌てて撮影に飛び出しました。すると写真教室の先生が既に撮影中でした。船名は見えますかと尋ねたらテレビのGPS地図に「ノーウェジアン・サン(NORWEGIAN SUN)」と表示されていたとのことでした。
それだったら2008年に「セレブリティ・マーキュリー」のアラスカクルーズに乗船した時、同じ日にバンクーバーを出港したフネです。7年ぶりに南半球で再会するとは縁を感じます。ブエノスアイレス出バルパライソ入の2週間クルーズの最中で、かなり距離はありましたが、とてもキレイでした。
16時過ぎからのデッキ走は、夫によるとかなりローリングしていたそうですが、それに気づかずいつものペースで23周を走り切りました。途中鯨とイルカの群れが見えたのですが、鯨は後ろ姿を一瞬みせた後潜ってしまい、イルカはあまりジャンプせず地味でした。それでも走る時もカメラを持った方が良いかもしれないと思いました。
区間乗船の人が増えたので、今まで19時からだったショーが今日から18時からと20時からの2回制に変わりました。食事が2回目の私達は18時からですが、タイミング的に難しく、諦めてビアタイムにしました。
昨日大量仕入れした、チリビールを飲む気満々で「DORADA」というラガーと「MORENITA」というビールは開けたら苦手な黒でビックリしました。良く見たらそう書いてあったのですが、思いのほかマイルドで美味しかったです。
一息ついて19時頃洗い物を洗濯機に投入しました。夕飯スタート前までに乾燥機に移し替える算段です。
と、夫のダンスステップの足型確認に付き合っていたら化粧をしそびれたままゴハンの時間になってしまいました。顔作る間にちょっと詰め替えて来てよと頼んだら「そう言われて行ってもいつも終わってないから嫌だ」と拒否られてしまいました。本人には言いませんが記録には「じゃぁいいよばか」と書いてありました。結局食堂に行く際に自分で詰め替えました。
今日のディナーは和食です。予めチェックしてあったメニューは明らかに力が入らず足りなそうだったのですが、11Fも湯豆腐セットだったので消去法で5Fに来ました。
先附 ほうれん草と蟹のお浸し
造り カンパチ 甘海老 盛り合わせ
焼き物 目鯛の茜焼き
煮物 かさごの煮付け

チリ沿岸でかさごを食べられるのは大変贅沢ですが、煮付けだとあっさりし過ぎなので、唐揚げの方が良いと思ってしまいました。
食事 白御飯 薩摩汁 香の物
甘味物 練り切り 春便り
バルパライソで日本からの食材補給があったのか、当地では絶対食べることの出来ないメニューでした。食べる前から足りないだろうと思っていたのですが、やはり足りません。夜食を食べる気マンマンだったのですが、部屋に戻ったら面倒になってしまったので、缶チューハイで誤魔化すことにしました。
夫は22時からパームコートでナマナの生演奏を聴きに行ったので、バルパイソで積まれた中古のマッサージ機を試しに12Fのジムに行きました。
夜遅くにあまりここには来ないので、ちょっと外に出て二引きのファンネルを撮影しました。海は真っ暗で何も見えません。振り返ると夜露に濡れたデッキにだらしない足跡が残っていました。
マッサージ機は故障してしまった最新のに比べると機能低下は否めませんが、中古を手配した労力に拍手を送りたいです(奥が故障した方)。
23時過ぎ、本船は18.1ノットで順調に南米大陸沿いを南下しているようです。
定時チェックでベランダに出ると、斜め前に南十字星が見えていました。昨日から針路が変わったので12Fの屋上まで行かなくても見える位置になりました。うまく撮影も出来たのでラッキーです。

【クリックして拡大すると星も見えます】