52日目 1月29日(金) 終日航海日 日出5:29 日没20:08
航海情報天候気温正午位置風向風速ジョギングデッキマシン陸上合計デッキ累計距離累計
くもり17.0℃44-55S 055-29W北西5m/s12周--5km759周409km
船内情報講演等イベント他船の揺れプール
--あまり揺れない水張りなし
ダイニングランチ(6F)ランチ(11F) リド夕食ドレスコードディナーギャラクシーラウンジ(18:00 / 20:00)
冷やしたぬき蕎麦中華おでんセットカジュアル和食パンパス・デビルズ ガウチョショー
8時前に起きると当然のように散らかっている着物や小物が目に入りました。着た後はこれが面倒です。
外は相変わらず霧が出ています。これは後ほど船長の放送でわかったのですが、(ブラジル海流からの温かい)空気がフォークランド寒流によって冷やされて生じるそうです。

ランチの中華ビュッフェを食べに行くつもりだったので、朝は調整のためパームコートで軽めに済ませました。

その後そのまま居座って、NHKラジオ講座のテキストのポルトガル語ステップアップを学習しました。小学生の頃縁あって3年間ブラジルに住んだ関係で、「何となく少しわかる」ポルトガル語の文法を押さえて「少しわかる」ようにしたいと思っています。
最新版の新聞の一面は、甘利経済再生担当大臣が現金授受の問題で辞任したニュースでした。
11時からのダンス教室は、B面までの通しがウォームアップで、シャッセフロムPPからアウトサイドチェンジとナチュラルスピンターンまでが講習のメインでした。昨日と同様最後はジルバもやりました。たまたま「チャーター機で行くイグアスの滝1泊2日」のツアー説明会の時間と重なったので、参加人数がいつもより少なくて踊りやすかったです。
ダンスの後部屋に戻ると、私達の行く3泊4日のイグアスツアー説明会は明日の同じ時間との案内が入っていました。夫はダンス教室に参加しないで済むと喜んでいます。
今晩の和食のメニューがいまいちだったので、海彦のしゃぶしゃぶに行きたいと思っていたので、楽しみにしていた中華ランチは取り過ぎないように心掛けました。

【画像はクリックで拡大】
と、心掛けていても魅力的なメニューの前には無力です。デザートを我慢することにしました。

麻婆茄子が美味しそうだったので、オンザライス(右の写真)にしました。チャーシューも美味しかったです。

一通り取り終わって気付いたのですが、オムレツコーナーに好物の天津飯(餡は甘酢ソース派)が出ていました。麻婆丼を取り過ぎたと後悔しつつ、これは食べない訳にいきませんでした。
当初の「軽いランチ」という目論見は外れ、ご飯ものを2杯も食べてしまい、しっかり満腹になってしまいました。
13時からはアルゼンチンタンゴ教室とスケジュールが詰まり気味です。講師はアルゼンチンのカミラ&マティアス(Camila Fontan and Matias Diaz)という一昨日とは別のカップルです。
今回は8(オチョ)の後退バージョンを習い、かなり混乱しました。2(ドス)の所で左足から後ろを向いて後退、向きを変えて右足後退な感じです。前回の先生より教え方がわかり辛かったのですが、パートナーの女性が凄くカワイかったので補って余りあります。
このダンス教室の様子はBS世界の船旅の撮影が入っていたのは見えていましたが、ちょうど私たちが女性のダンサーに手とり足とり教えてもらっているところが後日ON AIRとなりました。

最初に私が動き方を教えてもらってその後夫が彼女と組んだのですが、後日放送を見終わった夫は「僕しか映らなくて残念だったな」。どれだけ自分しか見ていないんだ、とツッコミたくなりました。

最後は二人によるデモ演技で終わりました。どう踊るのかざっくりと決めているのでしょうが、間近で見るアルゼンチンタンゴはリード&フォローの究極版のように見えました。
14時15分からのブリッジ教室はまずビッドの考え方の練習問題をやりました。難しかったですが、何とか食らいつく感じでした。時間がかかり、全員がプレーを終えると16時近くになりました。
ブリッジの先生は3日後にブエノスアイレスで降りてしまうのですが、一回ぐらい食事をと思っていたので、思い切ってお誘いするとフリーは今日しかなさそうでした。(予約していませんが)午前中に企画した海彦のしゃぶしゃぶは(心の中で)キャンセルし、とりあえず先生と助手の先生と4人で食事することにしました。
その後5kmだけデッキを走っている最中に、情報通ご夫妻も日課のウォーキング中だったので、先生との食事に誘い一緒に食べることになりました。もちろん二人でブリッジ教室に参加中です。
大浴場でサッパリして、いつもの12F→11Fルートで帰ると昼間よりも霧が濃くなっていました。
今日のビアタイムはバルバライソで仕入れたクリスタル (CRISTAL)とプンタアレナスで仕入れたポーラーインペリアル(POLAR IMPERIAL)とチリシリーズです。
つまみはそろそろ古くなってしまう、と二番目の寄港地ヌーメアで夫の強い希望により買ったTOUS LES JOURSのコーン菓子にしました。ピーナツ味と書いてあったので微妙だなーと思っていたところ、やはり味も微妙でした。
ガウチョショー(Pampas Devils Gauchos Show)に興味があったので、珍しく18時からショーに出向きました。最初はタンゴで始まったのが、途中からちゃんとガウチョ(アルゼンチン版カウボーイ)になったので面白かったです。ボレイロ(ボーラ(bola)という何本かのロープに丸い重りを付けた狩猟用武器を使う技)は大迫力でたっぷり1時間近くのショーは大変見応えがありました。
ふとこれは大昔見たことがあるかも、と思ったのですが、気のせいかもしれません。

ショーが終わったあとの19時からは食事まで手持ち無沙汰だったので、ダンス会場に行ってみると、曲に関係なく特訓している人たちがいたので、夫と気楽に踊ることにしました。
19時45分、全員で食堂のアスカプラザに集合してから6名用の丸いテーブル席に案内されました。今日は海彦のしゃぶしゃぶにしようと思ったぐらい力の入らない(たんぱく質とカロリーの足りない)和食です。
先附 蚕豆白和え
造り 中トロ 烏賊鳴戸
揚げ物 蓮根はさみ揚げ くわい
鍋物 鴨鍋 うどん添え

本船で鴨鍋を食べたのは(たぶん)初めてです。
食事 白御飯 香の物
甘味物 桃アイスクリーム

ちょうど良い人数での食事はとても楽しく、先生方がイケる口だったこともありついワインが2本空いてしまいました。
夫と先生はトミ・スナイダーのラウンジショーに行き、私はトイレに行きたかったのと、洗濯の詰め替えがあったので一旦9Fに戻りました。用を足したあとはすることもないので11Fに行くとクルーが夫の座っている場所を教えてくれました。
アンコール曲の「What a wonderful World」が何故か心に染みました。部屋に戻ってからはダラダラとテレビを視聴しました。
そのうち夫ともども気絶してしまい、ふと気が付いて12時前に消灯しました。