はじめに
2002年3月に4級小型船舶操縦士の免許を取得しました。2004年に免許制度が大きく変更になるため、旧制度で取得しておいた方が良いのかもと思ったのと、夏に沿岸を気持ち良さそうに走っている水上バイクに1人で乗るためには、4級又は5級の免許が必要らしいということで、それなりに時間とパワーと費用をかけて取得しましたが、一度も実際に操船(※)することがないまま丸4年が経ってしまいました。
小型船舶の免許制度は2003年6月にまず大きく変更があり、従来の1級〜5級が新1級(限定なし、5トン限定)〜2級(限定なし、5トン限定)と特殊小型(水上オートバイ)の5種類になりました。免許を取得した当時の1級免許は夢のまた夢というか、学科に7日間、実技に小型モーターボートと15トン位の両方の操船が入り4日間という難易度も費用も高いものでしたが、2005年11月には5トン限定が解除になり、4級小型免許の保有者は、プロモーション制度を利用して学科試験14問の試験に合格すれば実技試験なしで1級の資格を取ることが出来るようになりました。
小型船舶免許の更新は5年に1度ということで初回の更新日は2007年の3月1日です。免許を更新するためには講習を受ける必要があります。最初に免許を取得したJEIS(日本船舶職員養成協会)のWEBで調べると講習+更新の申請を海事代理士に頼む場合費用は7,700円かかるようです。ちなみに1級進級のコースは43,500円と書いてあります。どうせ更新講習にお金がかかるのなら最高級の免許にしてしまおうと言うことで、パンフレットを取り寄せてから6月下旬頃に東京第7回、7月29日(土)、30日(日)のコースに予約をしました。
免許制度の変遷は以下の通りです。
2003年5月31日まで![]() | 2003年6月1日〜2004年10月31日![]() | 2004年11月1日以降![]() |
1級 遠洋区域(すべての海域 ※1) 2級 平水区域および陸岸より20海里以内 3級 平水区域および陸岸より5海里以内 4級 平水区域および陸岸より5海里以内 5級 湖・川および陸岸より1海里以内 湖川 湖・川および指定区域 ※2 ※1 100海里超は6級海技士〈機関)が必要 ※2 エンジン10馬力未満 |
エンジン15kw(約20馬力)未満 |