サファイヤ・プリンセス メキシカン・リビエラクルーズ乗船記 (2009年3月30日)

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3日目 航海日
目覚ましは7時半にかけたものの、先に起きた夫がどんよりとした曇り空だと言うので、いまひとつ起きる気になれず二度寝していたところ、なにやらバルコニーから叫び声が。何事かと思ったら船首付近にイルカが見えているみたいです。急いでバルコニーに出ると、船首近辺にイルカが数頭跳ねるのが見えました。望遠カメラを持って何枚か撮影しましたが、相変わらずタイミングが合いません。

8F船首付近のデッキに行ったらもっと見えるだろう、とのことで夫が撮影しに行きました。こちらは起きてすぐには外を出歩ける状態ではなかったので、仕方なく身支度をしていたところ、ほどなく夫は戦果なく戻って来ました。夫が8Fに着いた時数人外人が見ていたそうですが「They've gone.(行っちゃったよ)」と言っていたそうです。

朝食は、気分を変えてスイート客専用にオープンしている「サバティーニ」に行ってみることにしました。ここは夜は有料のイタリアンレストランになっている所です。入口で部屋番号を聞かれ、「すみません、スイートのお客様か確認をしているので」と申し訳なさそうに言われました。時間は9時頃でしたが、ほんの数組しか来ていませんでした。
メニューはコンチネンタルスタイルで、ジュース類、果物、パン類、シリアル類、卵類のほか、サンドイッチやベーグル、フレンチトーストとワッフルがアラカルトで選択出来ました。とりあえずオレンジジュースを頼むと絞りたてが出て来て感動しました。それからパンは色々な種類の入った籠を持って来てくれて、そこから選ぶ方式でした。
昨晩のディナーがまだもたれていたのですが、折角だからと卵とワッフルを頼みました。卵は両面焼きを良く焼いてと注文したところ、丁度いい塩梅に焼いて来てくれました。朝食時にビュッフェなどが混雑しているのが嫌だったら迷わずここに来たら良いと思いました。流石スイート用、優雅な時間が流れていました。

夫の選択

  • 目玉焼き(サニーサイドアップ)


  • B.E.L.T サンドイッチ(Bacon Egg Lettuce Tomato)
私の選択

  • 目玉焼き(ターンオーバー、両面焼き)


  • ベルギーワッフルのメイプル・シロップとホイップクリーム添え

本船のインターネット・カフェは朝食を摂った「サバティーニ」の隣にあります。接続用のアカウントは最初から全員に付与されていて、イニシャル+苗字+部屋番号というユーザー名と、誕生日でログインする仕組みでした。置いてあるPCは英字環境ですが、最近はAjaxを使ったWebベースのIME(日本語変換機能)も用意されているので、ブラウザさえあれば日本語で入力することが可能になりました。
スイートはネット接続料も無料なので、とりあえず最初はカフェから接続してみた所快適な速さでした。部屋でのネット接続は保証されていないのですが、その後持ち込んだノートPCで部屋から無線LAN接続を試みたみたところ見事接続出来ました。各種ある料金プランからどれかを適当に選ぶと、あたかも課金されたかの様な雰囲気になるのですが、最終的には請求書から落とされる仕組みのようでした。

画像はクリックで拡大します
朝食に行っている間に、部屋係のエミリオが完璧に掃除をしていてくれるので気持ちいい限りです。家では週末しか掃除をしないので、余計に嬉しく感じます。
本船は大型船なので船内のあらゆる所でセミナーやアクティビティーが催されているのですが、日本船の時とはスタンスを変えイベントに積極参加することもなく、今日は部屋でゆっくりすることにしました。
時々バルコニーに出ると船の進行方向が見えるため、かなりいい気分です。流石に走っている分風が吹いていますが、暖かい風が気持ちよいまさに「シー・ブリーズ」と言う感じです。夫が遠方に小さな鯨を見つけ、またしても私は潮吹きだけを目撃しました。
ジョギングにはまだ早いと思い、本を読んでいたところまたも気絶してしまいました。この間に本船はどんどんカリフォルニア半島の先端に近づいて行っており、久しぶりに陸地が見えました。いつの間にか雲もなくなり、太陽が顔を出しました。
ジョギングは13時半から約1時間、7F「プロムナード・デッキ」を10周走りました。走ってい間に船は本船の最終寄港地である、カボ・サン・ルーカス沖を通りました。

岩場の脇に、同じ日にロサンゼルスを出港したNCL「ノーウェジアン・スター」が停泊しているのが見えました。望遠鏡だとかなり鮮明に見えましたが、カメラには限界があるようです。

晴れてきたので、折角だからとプールサイドに繰り出してみることにしました。15Fのデッキはほぼ満員でしたが、1つ上がった船首側の「ロータス・スパ」方面にあるプールの方に空きがあったので、日本から持参した雑誌を読み始めました。夫は泳ぎに行きましたが、今日のところは面倒だったのでひたすら読んでいた所、またも睡魔に襲われ気絶してしまいました。

上の写真だと小さくてわからないのですが、ここのプールも「ロータス・スパ」の延長でオリエンタルな雰囲気を全面に押し出しているので、細長い梵鐘の様なものや、怪しい仏像が飾ってありました。

部屋に引き揚げる時、船尾方面を見てみましたがこのウェーキを見ないと乗り物に乗っていることを忘れてしまいそうな巨大さでした。
戻ってシャワーをするともう17時になっており、食事を予約した18時まであと1時間しかありません。昨日1ダースも買ったビールを開けて、夫に14F「ホライズン・コート」からツマミ類を取って来てもらい急いで飲み食いしました。部屋のバルコニーで好物のビールを楽しむ、最高の瞬間です。
本日の無料カナッペは「タキシート・ストロベリー」を注文してありましたが、食後のデザートとして残しておくことにしました。これは生の苺の半分位をどぷっとチョコレートにディップしてあって、タキシードの模様が描いてある、日本ではちょっと見られない一品です。

本日のディナーは6F「サンタ・フェ」を予約しています。本船の「パーソナル・チョイス・ダイニング」用レストランは4つあるのですが、
  1. 4つある「パーソナル・チョイス」用のレストランは内装が異なるだけで機能は同じ
  2. この4つどこでも「トラディショナル」と同様の日替わりメニューが出る
  3. ただしそれぞれのレストランでしか出さないスペシャルメニューがある(例えばメキシカンな「サンタ・フェ」ではファヒータ)
となっていることがわかりました。予約をしないで好きな時間に、というのが売りのひとつなのですが、待ち時間をなくすためには予約をしておく方が良さそうでした。ただし時間は18時と20時のタイミングでしか受け付けません。

これらの無料レストランのメニューでも十分なのですが、、肉好きとしては有料の「スターリング・ステーキハウス」は是非行ってみたいと思い、日々の出港時間を睨みつつ5日目の水曜日に行ってみることにしました。他の日もすべてコーディネーターに予約を入れてもらいました。

予約したのは「サンタ・フェ」だったのですが、私が勘違いをして6F「パシフィック・ムーン」だと思い込み「予約したB104号室ですが」と言ったところ、「予約はお隣の「サンタ・フェ」ですよ」と教えてくれました。なかなか親切です。
ここはメキシコ風の料理も出すところで、メニューにはない「ファヒータ」を注文出来るとのことでしたが、二人ともすっかり忘れて普通にメニューにあるものをオーダーしました。今晩は「Italian Dinner」でした。

Appetizers

  • Eggplant Parmigiana with Basil-Tomato Sauce(V)


  • Dry-Cured San Daniele Ham with Sweet Cantaloupe Melon★
Soups and Salad

  • Mixed Greens and Baby Spinach with Crisp Bacon Bits★


  • Rustic Vegetable Minestrone, Pesto Crouton(V)★
Main Courses

  • Brasato di Manzo al barolo
    Beef Pot Roast Braised in Barolo Wine with all the Trimmings, Cornmeal Cakes


  • Gamberi alla Fra Diavola
    Flambéed Scampi in Hot & Fiery Marinara Sauce, Pearl Rice★
Desserts

  • Frutta e Frutti di Bosco Gratinati
    Fruit and Berries in Sabayon Gratin, Pistachio Biscotti


  • Tiramisu
    Espresso, Zabaglione Cream and Bittersweet Cocoa

日本でコース料理を食べた場合、料理がテンポ良く出てくるので1時間半もかかりませんが、今日はゆっくりと2時間近くかけて食べ終わりました。日の入は18時半なので、食べている間にすっかりと日が暮れました。
終わって、同じ6Fのコンビニ兼ロゴショップの「カリプソ・コーブ」を覗き、35%オフになっていた「ESCAPE COMPLETELY」のTシャツを夫に買ってもらいました。プリンセス・クルーズは1965年設立ということでしょうか。
その帰りに7F「ホイール・ハウス・バー」を覗いたところ、丁度ジルバテンポの曲が流れ始めたので、いきなり踊ることにしました。一年ちょっと前に「飛鳥U」で習って以来、ジルバはあまり熱心に復習していなかったのですが、アメリカ人の中では気が大きくなるのか、我ながら実にいい感じで気持ちよく踊って来ました。生バンドというのがまた盛り上がります。
5F「グラン・プラザ」のあたりでは、メキシコ音楽が演奏されていました。いよいよ明日は初めてのメキシコ上陸、ますます気分が盛り上がって来ました。
21時頃には白いピアノの所でディキシーランドジャズを演奏していました。トランペット、トロンボーン、サックス、ドラム、ベース、ピアノが素敵な演奏をしていました。いろいろな音楽が色々な所でかかっていて、とても賑やかで楽しい船です。真ん中のトロンボーン奏者がちょっとクレイジー・キャッツの谷啓に似ていました。

最後にもう1回7F「ホイール・ハウス・バー」に寄って見ましたが、急に人が減っており、また音楽もあまりにスローなため今日の夜遊びはこのぐらいにしておこう、と22時半頃部屋に戻りました。