実技審査

教官が乗り変わっていよいよ実技の審査。でも主に口頭試問の講習を担当してくれていたもう1人の教官は同じ年位の物腰柔らかな人だったので、かなりリラックスして臨むことが出来ました。最初に着岸、離岸、それから蛇行、最後に人命救助。声出し、操作とも間違いは多分なし。戻って船を係留(ロープワークの試験:船首側だったので逆もやい結び)した後エンジン始動、装備品の点検をやり最後にハンドコンパスで目標物を測定して実技は終り。通常はもちろん点検、始動後出航して残りの審査になるそうです。いやー、ホント、実習に出かける方が余程緊張していたと思いました。

戻って残っていた部分の講習を受けて、3時から口頭試問。実技をクリアしてる(と思う)からかなり気分がラクになっていました。口頭試問も私は物腰柔らかな先生の方だったので慌てなくても良かったし、昨晩ちゃんと勉強したので(たぶん)ほぼ完璧。

ということでかなり疲れましたが無事全日程を終了しました。実技講習中はマグロ船長とマンツーマンでかなり緊張していましたが(学科講習の時に先生から教官一人と生徒一人だと生徒にかなりストレスがかかるけれど、みなさんは二人づつだから丁度いいねと言われてたのですが本当にストレスがかかりました)終って見ると普通の3倍操船出来た訳だし、厳しい分色々勉強になったしと結果的にとてもラッキーだったと思いました。

結果発表は約1週間後の2月8日金曜日。ドキドキワクワクしながら待ちました。

【参考資料】口頭試問の内容(順不同)

【付録】各種点検事項及び発声要領

ポイントとしては「海上衝突予防法」「海上交通安全法」「港則法」から各1問出題されますが、かなり配点が高そうでした。またこれ以外の問題では間髪を入れずにまず答え、その後2つめ、3つめと項目を追加するのが良いとのことでした。「うー」と考えてしまうのはそれだけで減点なのだそうです。