2002国際観艦式見学記<2>
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当日の天気は快晴、桜木町駅に8時に集合だったため出勤の時よりも早く家を出発しました。迷った挙句東京駅7時24分発の東海道線で横浜まで行き、2分の乗り継ぎ時間で京浜東北線に乗り換えることにしました。予定通り桜木町改札に7時56分に到着、そこから横浜新港まで徒歩20分位。駅前にはもちろん要所要所に自衛官の方が立って道に迷わない様教えてくれます。埠頭につくとターミナルの中で手荷物チェックがありました。それから乗艦券を渡し護衛艦「はたかぜ」に乗り込みました。甲板に防寒用毛布が置いてあったのでゲットし、左舷側後方の場所を確保しました。前方は眺めはいいのですが、風が強すぎるとのことでした。
陣取った場所から前方を撮った写真。観艦式そのものが初めてだったので、自衛艦がこんなに一般民間人を乗せることがあることを知ってびっくりしました。左側に見えるのが護衛艦「さわかぜ」です。「さわかぜ」は「はたかぜ」越しに接岸しているので先(8:45頃)に出航ました。タグボート2艘に曳かれてぐっと横に出て、それから力強く沖に向かいました。
「さわかぜ」とみなとみらいタグボートと「さかわぜ」遠ざかる「さわかぜ」
いよいよ「はたかぜ」が出航する番です。先ほど「さわかぜ」を曳いたタグが今度は「はたかぜ」を引っ張ります。カッコいいなあ、タグボート。一番右の写真は出航時の安全確認のためスクリュー付近の甲板でブリッジと連絡を取る自衛官です。衆人環視でやりにくいかと思いきや、堂々としていました。
←天気がいいのでみなとみらいがとても綺麗に見えています。

しばらくすると山下公園付近の「氷川丸」も見えました。これが祖父の職場だった船です。(画像をクリックすると拡大されます)→
そして「はたかぜ」は横浜ベイブリッジをくぐりました。横浜ベイブリッジの完成は1989年のバブル期、中央径間は460mあり、吊り橋である東京のレインボーブリッジとは異なる橋梁形式の美しい斜張橋です。
しばらくすると前方は海だけとなりました。所々に貨物船やタンカーが航行しています。そのうち左に変針し、目的地である観艦式海域を目指しました。4,600トンもの自衛艦の航跡はやはり迫力があります。ベイブリッジがどんどん遠くなりました。