2002国際観艦式見学記<6>
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往路でもあった様ですが、横浜港まで戻る間に艦首側にある主要装備の実演がありました。と、ここでデジカメに電池切れのマークが出て大ピンチです。100枚近く液晶で確認しながら撮影したため、小型大容量と評判のバッテリーですが悲鳴を上げました。ここからは液晶を消してファインダーからの撮影となりました。
まずスタンダードSAM単装発射機(通称ターター)です。そういえば小説「亡国のイージス」でこの装置の辺りがポイントになったなぁと思い出しました。一番左が通常状態ですが、ミサイルを装填して照準を合わせるまであっと言う間でした。生まれて初めて生で兵器が動く音を聞きました。
次に54口径5インチ単装速射砲です。これも巨大な砲身(と呼ぶかどうか定かではない)が唸りながら動く様は大変迫力がありました。ただしデジカメは「ここ!」と思ってシャッターを切っても撮影までにタイムラグがあるため、あまりいい写真は撮れませんでした。
最後はアスロックSUM8連装発射機です。これまた巨大な装置が色々な角度で動くのでどうしようかと思いました。
これは固定式なので実演はありませんでしたが、ハープーンSSM4連装発射機です。
そして!自衛艦と言えば艦尾に「旭日旗」です。構図的にはもうちょっと海を入れたかった所ですが、とにかく人が多くて避けた結果カメラはかなり上を向くこととなりました。
航海もそろそろ終りに近づいて来ました。
横浜ベイブリッジをくぐりました。艦の一番高い部分から橋桁までどの位余裕があったのかわかりませんが、結構近づいていたと思います。

艦が桟橋に近づくとまたタグボートの登場です。出船の形で接岸するため、艦は180度向きを変えるのでした。タグが2艘で連携して護衛艦の向きを変える様を撮影出来たら面白かったのですが、この頃には皆降りる準備に入ってしまい後甲板は人の山状態で撮影どころではなくなってしまいました。
ということで満員電車状態で着岸。ぞろぞろと下船している最中に「さわかぜ」が横に戻って来ました。こうして初の国際観艦式見学は終了しました。素晴らしい体験に大興奮でした。