2002国際観艦式見学記<5>
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「たけしお」の横を通り過ぎます。登舷礼と言って乗員が整列しています。後ろを航行しているのは観閲付属部隊の最後尾にいる試験艦「あすか」です。(一番右の画像をクリックすると拡大されます)

海上自衛隊
潜水艦「たけしお」 SS580
水中排水量2,450トン
全長76m/幅9.9m/深さ10.2m/喫水7.4m
ゆうしお型8番艦/1987年就役/乗員75名
次に右舷側に回りました。マレーシア海軍の2隻です。

マレーシア海軍
コルベット「KASTURI」 FSG25
満載排水量1,850トン
全長97.3m/全幅11.3m/速力28ノット
1984年就役/乗員124名
補給艦「SRI INDERA SAKTI」 AOR1503
満載排水量4,900トン
全長103m/全幅15m/速力16.5ノット
1980年就役/乗員136名
再び左舷側です。ロシア海軍の潜水艦です。冷戦時代は旧ソ連の潜水艦として不気味な存在でした。尚NATOでは「キロ級」潜水艦と呼ばれているクラスです。拡大してもわかりにくいですが、登弦礼の右側の方はセーラー服の若者達でした。(画像をクリックすると拡大されます)

ロシア海軍
潜水艦「B345」 SSB345
満載排水量3,076トン
全長72.6m/全幅9.9m/速力17ノット
就役時不明/乗員52名
チリ海軍の練習帆船です。もともとは1946年にスペイン海軍の練習船「DON JUAN DE ASTRIA」として建造されましたが、1954年にチリ政府に対する債務の肩代わりとしてチリ海軍に渡ったそうです。21枚のセールは9,360uにも及びます。4本のメインマストをもつ美しい姿はまさに海の貴婦人です。6月9日に母港を出航し南太平洋を大きく回って来日しました。(まん中の画像をクリックすると拡大されます)

チリ海軍
練習帆船「EAMERALDA」 AXT43
満載排水量3,754トン
全長109.8m/全幅13.1m/速力11ノット
1954年就役/乗276名(うち訓練生80名)
帆船の美しい姿に見とれて右舷側にいたニュージーランド海軍のフリゲート艦「TE KAHA」は見そこなってしまいました。左舷側はタイ海軍の2隻ですが、今度は右舷側のロシア海軍のミサイル艦が気になって2隻のうち1隻しか撮影出来ませんでした。

タイ海軍
フリゲート艦「BANGPAKONG」 FFG456
満載排水量1,924トン
全長103.2m/全幅11.3m/速力30ノット
1991年就役/乗員168名
これがロシア海軍のミサイル巡洋艦で、今回の参加艇中最大の11,490トンです。両舷に並んだ対艦ミサイルがものすごい迫力でした。ロシア海軍からはもう1隻ミサイル・コルベットP-20が参加し、この「ワリヤーグ」の後ろに錨泊していたのですが小さくて見落としました。(画像をクリックすると拡大されます) ロシア海軍
ミサイル巡洋艦「VARYAG」 CG011
満載排水量11,490トン
全長186.4m/全幅20.8m/速力32ノット
1989年就役/乗員476名
受閲艦も残り2隻です。アメリカ海軍からはイージス艦です。

アメリカ海軍
ミサイル巡洋艦「VINCENNES」 CG49
満載排水量9,407トン
全長162.4m/全幅16.75m/速力32ノット
1985年就役/乗員380名
シンガポール海軍
揚陸艦「RESOLUTION」 LST208
満載排水量8,500トン
全長141m/全幅21m/速力15ノット
2000年就役/乗員65名
すべての艦を見終わり、「はたかぜ」は横浜に戻ります。遠ざかる時にもう1列の受閲部隊にいたイージス護衛艦「こんごう」が見えました。

海上自衛隊
護衛艦「こんごう」 DDG173
満載排水量9,485トン
全長161m/幅21m/深さ12m/喫水6.2m/速力30ノット
こんごう型1番艦/1993年就役/乗員300名